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2006年10月12日 (木)

きのこ

200610123 今、白馬が大変なことになってる。何が大変かというと熊である。この秋は全国的に出没が多いようだが、ここ白馬も例外ではない。隣の村では中学生が襲われて大怪我してるし、白馬村役場のすぐ近くでも怪我人が出た。毎日のように熊目撃情報の有線放送が流れ、小中学生は各家庭で車の送り迎えになった。僕もよく夜ランニングをするのだが今はおっかなくて外に出る気がしない。

そんな危険な状況の中、今朝はきのこを採りに東の野平という部落の奥に行ってみた。単独行である。昨日は日中雨が降り、そして今朝は冷え込んだので「おっ、これは出たかな?!」とかなり期待が持てたからである。ストックで木を叩いたり、イッちゃってる人のように大声出したり口笛を吹いたりしながら熊さんに自分の存在をアピールしつつ山の中に入ったらご覧のようなきのこがすぐ採れた。右がクリタケで、左の2本がアイシメジというやつ。早速きのこ汁にして食べたらシコシコと歯ごたえがよく美味しかった。

いい季節だ。

コメント

 東丹沢に「熊さん」現る!!

 熊さんといえば落語では下町のオヤジさんだが今回は本物。まさか菩提あたりに熊が生息していたとは驚きました。

 先日久しぶりの塔ノ岳をフーフーいいながら登っていると、真昼間の大倉尾根を鈴を鳴らしながら歩くご婦人がおりました。「ちょっとウザイぞババア」と無言で思いっきり叫びましたが、その方は熊出没情報をご存知だったのでしょうかね。
 冬眠前の食欲旺盛な熊にばったりと出会わないようにするため、丹沢でも朝夕の人通りが少ない時間帯では熊よけの鈴は必携かも知れませんね。
 健太さんのようにイッちゃってる人みたいな大声出すのもいいですが、この人「イッてる」のか「フリなのか・・」と相手を混乱させることになるので、ばったりと人に出くわすことが多い丹沢ではあまりおすすめできません。

HIDE様
以前から丹沢にも熊がいるとは聞いていて夜間登山の時はかなりビビった記憶がありますが、ついに出没してしまったんですねえ。
確かに丹沢は北アなどと違って都会に近いし人里にも近いのでいろんな人間がいると思います。夜間登山で怖かったのは熊なんかよりもそういった変な人間に出くわすことだったかもしれません。「日本赤軍の残党が潜んでいる」とか「犯罪者が逃げ込んで潜んでいる」などといった噂もありましたし。

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