神奈川に行く用事があり、昨日帰りがけに無理やり時間を作って丹沢に行ってきた。コースはおなじみの鍋割山~塔ノ岳。何回この道を歩いたろう。
カサコソと落葉を踏みしめながら一人冬枯れの低山を歩く。すっかり葉を落とした雑木林の向こうにキラっと白く輝くアルプスの山が見えた時、なんともいえない嬉しさがこみあげてくる。こういうのが自分の登山の原点かな。 10時から歩き始め15時には下山と短い時間であったが、実に心穏やかで、懐かしさ溢れる山歩きであった。なんか故郷に帰ってきたような感じ。
登る山ではない富士山。 ←しつこい
鍋割山頂上にて ラブラブのところをお邪魔してしまった。「なに見てんのよ!」と言わんばかりの視線。
しかし鹿達は相変わらず元気そうだ。 丹沢は海が見えるのがいい。遠くに真鶴半島が見えた。
木々の間から主峰の蛭ケ岳。
昼なのに影が長い。
丹沢の稜線付近にはブナの木もけっこうあるのだが、立枯れも目立つ。
二俣の駐車場近くで。午後も3時近くなると陽射しが弱々しい。その残照を受けて、何の葉っぱだかわからないがそれだけが輝いて見えた。
最近忙しくてちょっとサボり気味の日記。まあでもマイペースでいきたいと思う。
今度、越後駒ケ岳・平ケ岳・会津駒ケ岳のガイドの予定があるので下見に行ってきた。実は全く未知の領域で、新潟や福島の山に登るのはほとんど初めてと言ってよい。全体的な地理的な位置の把握から始まり、アプローチ、危険箇所、どんな山が見えるのか、どんな花が咲いてるのか等々を予習してきた。越後駒の時は終日雨とガスとで視界がほとんどなくてあまり予習にならなかったが、日曜日はいい天気で会津駒はバッチリだった。天候の具合もあるだろうが、会津駒の方が全然いい山、という印象を受けた。それにしてもアプローチが大変で、特に奥只見から福島県の檜枝岐までの間は道路が狭くてくねくねして大変。登山そのものより車の運転でぐったり。本番の時はバスで移動するので気楽だが。
夏山本番が近付いてきた。間もなく怒涛のガイド山行が始まる。体調を整えておかなくては。