2009/10/10~12 唐松岳~五竜岳ガイド
連休はめまぐるしく予定が変わり、急遽唐松~五竜に行くことになった。地元の山のガイドは久しぶりだ。
台風18号通過後、寒気が流入し、北アルプスで初冠雪があった。
11日も標高2500mより上ではガスがかかり、黒部側から冷たい風が吹き付けて寒かった。身体がまだ寒さに慣れてないので五竜山荘に着くまでにだいぶ冷え切ってしまった。熱燗がメッチャうまかった。
翌日は見事に晴れ上がった。五竜山頂までの道は写真のようにしっかりと雪が付いていたので我々はアイゼン&ピッケルを装着する。しかしアイゼンなしの登山者が多く、見ていてハラハラした。夏山の延長的な感じで来ている登山者の多いこと。若い人も多く見かけたが、中には明らかに軽いノリで来てしまったグループもいたりして、街で履くようなホーキンスの靴で頂上まで登ってきてしまった人もいた。下りでどうするんだろ?って思ってたが、気付いたら五竜山荘の前にいた。若さっていいなあ~。知らぬが仏ってこういうことなんだろうなあ~。
日中は気温がぐんぐん上がり、遠見尾根を下る時はかなり暑かった。半袖のTシャツ1枚で全然OK。雪もだいぶ融けただろう。
春になると武田菱が出るところ。
遠見尾根の紅葉はほとんど終わり。もうすぐ白馬山麓まで下りてくる。
あと1ヶ月もすればスキーするんだよなあ。1年経つのは早いなあ。とジジくさいことを言ってみたりする。
武田菱が出るところがあるなんて感激!
春になったら写真みせてね!
コメントしなくてもいつも見てるからね!
投稿: naomi | 2009年10月13日 (火) 23:05
naomi様
いつも応援ありがとうございます。
武田菱は見える角度が決まっていまして、麓から見るのが一番なんです。上の写真の角度だとイマイチです。春になったら写真載せましょう。
投稿: けんた | 2009年10月14日 (水) 19:10
「若いっていいなあ」とはこの頃本当によく思うことで、思わず同意です。
難コースも「若い」というだけで歩けてしまう、うらやましい。
若い時はそんなことを思うようになるとは想像もつきませんでした。
投稿: K | 2009年10月14日 (水) 21:28
K様
若い時には全く感じなかった怖さをこの頃よく感じるんです。その時が一番「あー、自分は年食ったんだなあ。」と思う瞬間です。
若い時はほんとに怖さ知らずで勢いがありました。でも今は難易度の高いコースに行く前になると緊張し、自分の墜落シーンを想像したりしてハっとすることがあるんです。
でもこれはもっともっとトレーニングをして、自分自身に絶対の自信があれば解決されることだと思いますが。
投稿: けんた | 2009年10月14日 (水) 22:22
お久しぶりです。お二人とも、何をしんみりしているんですか?!秋だからですかね~。年齢を重ねていくに連れて、山登りも変わっていくものだし、若いときには感じられなかったものが、年齢とともに感じられるようになっているじゃありませんか?それは、それで素晴らしいことだと思いますよ。
投稿: まさやん | 2009年10月22日 (木) 21:21