2010/06/17~19 甲武信岳・金峰山・瑞牆山ガイド
釜ノ沢のガイドから間髪をいれずに次のガイド山行。
遠くからやってきたお客様達は甲武信岳や十文字峠周辺に咲くシャクナゲがお目当て。ところが今年は既に盛りが過ぎていてちっとも咲いてない。「あらー、どうしちゃったのかしら。もう終わっちゃったのかしらね。」とか「まだこれから咲くのよ。」「そうよきっとそうよ!」などと皆勝手に解釈しながら賑やかに登っている。そしてようやく十文字峠近くまで来て綺麗に咲いてる群落が出てきて大騒ぎ。恍惚の表情と蜂の巣をつついたような騒ぎは4年前と全く同じ。
その後もちょっとでも、たとえ一輪でも咲いてるシャクナゲを見つけようもんなら「あっ!あそこに咲いてるわよ!」「あっ、あそこにも!」と途端に大騒ぎ。どうも「先に見つけた方が偉んだ!」みたいな感覚があるようだ。
それにしてもオバ様達は実によく口が動く。これなら絶対に熊は来ない。ちょっとペースが遅くなってきたので「口を動かす前に足を動かしましょう。」と言ったら「あたし達は喋ってないと登れないの。」と言われてしまった。ハーハー息が切れてても喋っていられるのは、ある意味すごいパワーだと思う。
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