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2008年1月15日 (火)

いにしえの標識

20080115_2 1月の平日のスキー場はヒマだ。午後からスノーシューコースの下見に行ってきた。岩岳山頂が起点の「ホウの木平コース」。途中、所々に写真のような標識があった。一体、いつの時代のものだろう。もはや木と同化しそうである。

岩岳山頂までスキー場が開発される以前は、西山スキー場(現在使われていない)、新田スキー場(現在の正面ゲレンデ)、切久保スキー場(現在のパラダイスゲレンデ)に分かれていた。かつて、その「西山」と栂池自然園の辺りとを結ぶ、「西栂コース」というものが存在したらしい。確かにスクールの大先輩の中には「行った事がある」という人もいる。少なくとも岩岳スキー場が開発される昭和47年頃より前の標識であることは間違いない。字が半分隠れてよくわからないが、下の方には「ニッポンビール」と書かれているように見える。そんな名前のビール会社があったんだろうか。この標識を見ているだけでなんともレトロな気分になってくる。この古道をいつしか自分も歩いてみたい。

コメント

その標識。私も見たことがあります。
鹿島槍スキー場ノースMt.から頂上に登った所にも同じような標識があったような気がします。

夏のツアーコースの標識ですかね?

この標識は面白いです。
ニッポンビールがサッポロビールになったのが昭和39年だそうです。この会社のトレードマークが星。だから星がついているみたいです。水越さんも書いてあるように、まさに47年より以前のものですね。今はやりの「三丁目の夕日」の時代のレトロな看板、これどこかに紹介したら取材に来るかもです。

くいこむ標識、私も見たことあります!
めり込み具合が面白くって、通り過ぎてからまた戻ったこともあります。。。
久しぶりに岩岳に行きたくなってきました!

つかむら様
鹿島槍の標識は、多分、小遠見山へと続いている黒沢尾根のコースではないでしょうか。この黒沢尾根は夏は歩いてる人いませんが、積雪期は山スキーで行く人がいるようです。僕も今度行ってみようかと思ってます。

K様
やっぱり社名変更されてたんですね。昭和39年に社名が変わったということは、この標識はそれ以前のものということかぁ。自分が生まれる前からこのブナの木に貼り付き、ブナと共に成長してきたんだなあ。標識とは関係ないけど、昭和30年代というとなぜだか、降りしきる雪の中を蒸気機関車が汽笛を鳴らしながら走っていく情景が浮かんでしまうんです。昭和の時代って良かったなあ。

あ!様
この食い込み加減、なんとも言えないでしょ。半世紀近くをブナと共に過ごした日々はどんなだったんでしょうね。これからもずっとこのままにしてあげたいです。
ゲレンデのすぐ脇にあるので、けっこう皆知ってるんですね。

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