2008/08/01~05 南ア 赤石・荒川三山ガイド(Part1)
この1週間で南ア南部の椹島を基点とした赤石岳~荒川三山~千枚岳のコースを時計回り、反時計回りそれぞれ1周してきた。長かった。
8/1 まず椹島までが遠い。山梨県の早川町から峠越えして井川に出る「井川雨畑林道」を通って畑薙第一ダムに向かう。道幅が狭くて急カーブの連続、一部未舗装の所もあったりして井川に出た時は疲労を覚えたが、静岡回りで来るよりはだいぶ時間短縮になる。最終15時半発の東海フォレストのバスに乗って椹島でお客様と合流。
8/2 今回は「ゆったり赤石・荒川三山」という謳い文句なので各駅停車で小屋に泊っていく行程。今日は赤石小屋まで。花も眺望もなく単調な登りだったが昼頃には着いてしまった。小屋は満員に近く、頭と足を互い違いにして寝る。
8/3 天気は良い。朝焼けの赤石岳、富士見平からの富士山が綺麗だった。富士見平からやっと花が出てくる。赤石岳登頂後、昼過ぎに荒川小屋着。今日も半日仕事。少し下にある水場で水浴びをし、その後は宴会。小屋はけっこう空いていた。
8/4 昨日、一昨日に比べて朝の冷え込みがなく湿度も高く感じた。赤石岳には朝から雲がかかっている。早めに次の千枚小屋に入りたかったが、今回のコースのハイライトでもある荒川前岳のお花畑ではゆっくりと時間をかけて通過。ここのお花畑は南アルプスでも随一のスケールと種類の多さで、時期もちょうど良かった。千枚岳周辺のタカネビランジを堪能して千枚小屋に昼過ぎに到着。案の定、15時頃から雷雨になる。
8/5 椹島に下山。4日ぶりに風呂に入り昼食後畑薙ダムに移動。お客様と別れて自分は井川の「民宿ふるさと」に行って泊る。この日も午後は雷雨。ここの宿のご主人は鉄砲打ちをやっているらしく、夕食には鹿の刺身や猪の肉が出た。同じく山から下りてきた同宿の方達と酒を飲み過ぎて夜中激しい頭痛に見舞われる。
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