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2008年11月11日 (火)

青鬼

白馬村のはずれに青鬼という集落がある。「あおに」と読む。昔ながらの伝統的な農村風景が広がり、石碑が点在し、そして周囲に広がる棚田は日本の棚田百選にも選ばれている。いつも通っている森上の整骨院から近いので帰りに寄って晩秋の風景を撮影してみた。

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20081111024 集落からは北アルプスの眺めが良い。



20081111041 田んぼの畦のそこかしこに石仏が点在する。



20081111058 棚田の向こうに五竜岳。








20081111072民家が十数軒あり、かつてはどの家も茅葺屋根だったようだが、今はトタンで囲われてしまっている。ちょっと残念。


20081111078 昭和初期まで使われていたという水力を利用した米搗き(精米)の道具。その名も「ガッタリ」。水が溜まると重さでガッタンと下がって水が流れ、反対側にある石臼の重さでまた上に上がる。その時にその下にある米を搗くという仕組。けっこう大きな音がしてビビる。

20081111084 木製の電柱に傘付の裸電球。なんともレトロ。








20081111089 青鬼から下っていく途中で。お決まりの白馬三山。

コメント

晩秋の里山の風景ですね。石仏の写真が大変気に入りました。
あとひと月もすれば雪で埋もれてしまいますかね。

あーーー雪に埋もれてしまうとか言わないで下さい。雪に閉ざされる季節が近付いている今、なんとも言えない憂鬱な感覚に囚われているのですから。この連日のどんよりした曇り空もいかん。11月って嫌い!
これってもしかして精神病ですかね。

このような風景を見ていると心が落ち着いてくるのが不思議です。日本人ってのはやっぱり土とか草とか葉っぱや川のせせらぎとともに生活するのが、自然な生き方なんでしょうかネ。。。。静かな徳和でまた!

HIDE様
そうですね。アスファルトとかビルとか人ごみとともに生活するよりは良さそうに見えますね。でも住んだら住んだで都会ではわからない大変さもあるようです。それこそ自然と闘わなければいけません。自然に翻弄されることもあります。この青鬼というところも冬は雪深く、今のような除雪体制が整ってなかった頃はほんとに雪に閉ざされてしまい、冬の間はひっそりと寒さに耐えながら暮らしていたそうです。

徳和もこれまたなんとも風情ある集落です。ぜひ楽しみにしてて下さい。

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