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2009年5月18日 (月)

五月晴れ

200905180092 週末に予定していた白馬岳~鑓温泉のツアーは、土曜日の朝に一度集合したものの、悪天候の予報のため結局中止にしてしまった・・・残念。
まあ昨日の日曜日は一日中ずーっと雨が降りっぱなしだったので、結果としては中止にして良かったかなと自分で納得。

そして今日は素晴らしい天気。夜明け頃はゴーゴーと強風が吹き荒れていたが、時間とともに納まり、山にかかっていた雲も取れて山がくっきりと姿を現した。空気が澄んでいたのでことのほか綺麗に見えた。

週末の雨で山麓の緑は濃さを増し、青空と雪山の白と木々の緑とのコントラストが素敵だ。秋の三段紅葉とはまた違った趣がある。

2009年5月11日 (月)

2009/05/10 B.C針ノ木雪渓ガイド

P10000173 長野や松本の市内では30℃を越えるという予報。スキーやってる場合か?的な陽気。扇沢周辺の木々も芽吹き始め、すっかり初夏のよう。登りはさぞかし暑いだろうと思ってたら、いい感じに上から風が吹き降ろして割と楽だった。風が止んだ時は地獄だが。

P10000332 針ノ木峠まで上がって滑ったのだが、上部では4/26の時に降った雪なのだろうか黄砂などで汚れてない白い雪が落ち着いてなくて、雪面を横切るとダラダラとゆっくりとしたスピードで雪崩れる。あまり気持ちのいいものではない。
ノドあたりでは全体の3/4がデブリで埋め尽くされていて滑りにくかった。

2009年5月 4日 (月)

2009/05/02~03 金山沢B.Cガイド

20090502_13 GW恒例の金山沢。初日はハクノリまで登って自然園に滑り込む足慣らしコース。初心者にとっては足慣らしでは済まず、本番そのものになってしまう。



20090502_15 15時前には栂池ヒュッテに戻り、外のテラスで飲酒。この瞬間のためにハクノリまで登ったと言っても過言ではない。暑くて汗かいたのでアルコールの吸い込みもよろしい。自分も含め、ちょっと全体的に飲み過ぎ警報発令。夕食時にほとんど食べられず早々に布団直行の者1名、翌朝二日酔いで便器を抱えそうになる者1名、体が重くてテンション上がらない者1名が出た。




20090503_5_2 この日は時間とともに雲量が増してきたが雨が降る気配はない。そして風がないと暑い。
先日の吹雪の影響か、雪面は真っ白な雪と汚れた雪とのコントラストが激しい。つまり吹き溜まりが形成されていた。船越ノ頭直下を登り始めた時、右側の沢を滑ったスキーヤーがサイズ2の面発生雪崩を引き起こした。規模、スピード共に小さかったのでスキーヤーは逃げて巻き込まれることはなかったが、嫌な感じがした。

20090503_212 船越ノ頭から稜線を縦走して小蓮華岳手前の鞍部からドロップ。先ほど雪崩を目撃してるので自分が先行して斜面の凸部まで行って様子を見る。スキーカットしてみる。「まあこれなら大丈夫だろう。」と確信してお客さんを呼んでリグループさせる。そして凸部の下の、いわゆるノール地形に進入。数ターンして停止。リグループすべくお客さんが滑ってくるのを見上げていたら突然「ブブッ、ザーっ」という変な音。「なんだ?今の音なに?」と下を見たら自分のほんの2~3m下の斜面が見事に破断して雪面が下に滑り落ちていくではないか!「やっべぇ、やっちまった。」と慌てて左の斜度の緩い方に向って避難。上にいたお客さんにも大声でこっち側に来るよう誘導する。人数確認をしたら1名いない。よく見たら破断面より下の、雪崩れた斜面の中でウロウロしてるではないか。「巻き込まれたのか?いや違う、なにやってんだ?」と見に行ったらどうやら転んでそのまま破断面を通過して転がり落ちてスキーが外れたらしい。外れたスキーを探していた。

20090503_27 幸い事なきを得たが、この雪崩、破断面の暑さは20cmぐらい、幅は100m弱、デブリ末端は金山沢に入ってしばらくのところまで達していた。

懸案だった金山沢の下部は案の定川が出ていたが、なんとかスノーブリッジを渡って帰ることができた。
今回は冷や冷やもんのツアーであった。それだけに充実感もひとしお。

2009年5月 2日 (土)

2009/04/29~05/01 立山B.Cガイド

20090430_202 3日間とも快晴。前回の立山のメンバーには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいであります。自分だけリベンジしてしまいました。お許しください。