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2011年5月 1日 (日)

2011/04/30~05/01 立山B.Cガイド

20110430001 毎年恒例の立山ツアー。今年は1泊2日で実施。
初日は始発のトロリーバスに乗って、あわよくば剣沢まで行こうとしてたが、室堂に着いたところで天候が思わしくない。とりあえず雷鳥荘に不要な荷物を置いて剣御前に向って登りだす。
ところが上に行くにつれて風が強くなってきて、剣御前の小屋直前では立って歩けないほどの風。時間的には可能だったが気象条件が良くないので剣沢行きは中止して雷鳥坂を滑ることにする。
ところが最初の出だしの風の強さでなかなか斜面に入れない。スキーを履いて斜面に入ろうとしても押し返され、お客さんは倒れてしまう。どうにか斜面に入って雷鳥沢上部をトラバースして登ってきた尾根に出てところでようやっとホッとする。
ところが今度は雷が鳴り出す。上空の様子がいかにもって感じで真っ暗だと思ったらやはり雷だ。雷は地震とか津波より怖いと思ってるので逃げるように滑る。キャンプ場の管理所に一時避難してどうにか雷鳥荘に逃げ帰る。時間はまだ14時前。
風呂に入ってからは宴会。

翌日は元からヤバイ天気予報だったので諦めて朝からアルペンルートで帰ることにする。ところが、室堂まで行く途中で何度も突風に煽られ、皆バタバタと倒れる。お客さんは帽子とサングラスが飛ばされてしまった。

なかなか散々な立山ツアーであった。
今年のゴールデンウィークは天候、雪質ともに良くない。あちこちで遭難事故が起きてるし。

コメント

今年は山だけでなく平地でも天候が不順ですよ。大阪では朝から雷を伴うにわか雨が降ってみたり、竜巻のような突風が吹いてみたりと、これまでにない天気が目まぐるしく襲来しています。山は気温があがって雪の状態が心配ですね。GW中事故や怪我のないよう気を付けて楽しんでください。

ケンタさん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、春、雷鳥荘から剱御前へゆくみちで、
剱沢へ飛ばされたあのニット帽ですよ。

ケンタさん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。


宴会ではなく、滑りで熱くなりたいですネ。次回は「雨人間の証明」最終回?

健太さん、あたしのあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、春、雷鳥荘から室堂へゆくみちで、
みくりが池へ飛ばされたあのニット帽ですよ。

次回は絶対に快晴の槍沢で滑り納めしたいと思います。

まさやん様
いつだったか大雪渓を登ってる最中に雷につかまってビビったことを思い出しましたよ。あの時もけっこうヤバかったですね。5月って実は意外と雷多いんですよ。この連休は事故多発で県警は大忙しのようです。

忘れん坊様、K様
あの帽子は水にトケ、ヤガテ海に入り、魚を肥ヤシ、又人ノ身体を作ル、帽子ハカリノ姿 グルグルマワル 水コシ
んなわけないですね。腐るものでもないので、きっとあの帽子は2500年後、化石となって発見されることでしょう。
「雨人間の証明」ウケました。ちなみに松田優作、大好きでした。

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