8月最終週の平日がこんなに空いてるとは思わなかった。最初の五色ケ原山荘では6人、2泊目のスゴ乗越小屋では5人だけの宿泊者。実に快適な一夜を過ごせた。こりゃたまらん。
山の上では秋が忍び寄っていた。
ちょっと強行軍だったが幸い天気も良く、充実した中身の濃い2日間だった。
どういうわけか今シーズンは剣立山方面と縁があり、この1ヶ月半の間に3回も剣沢小屋に泊った。トンカツがうまかった。
大人数、そして目まぐるしく変わる天候の中、この難所コースを誰一人怪我もなく無事にガイドできたことに喜びを感じている。それにしてもカッパを何回着たり脱いだりしたことか。
最近は山の上でもやたら暑いですなあ。
富士山が見えるとやはりうれしい。
北岳付近より。
やっと梅雨が明け、夏山がやってきました。
一服剣付近より剣沢
例年より残雪が多いです。
丹沢に行きたくないと思ったがやっぱりまた来てしまった。やはりこの季節、沢登りは気持ちいい。
大倉尾根に上がり花立山荘前で渓流シューズを脱いだら靴紐の間にヒルが1匹いた。この間の鳥屋待沢はともかく、この辺の水無川流域の沢もヒルが増えてきてしまったのだろうか。
富山県には大雨洪水警報が出っぱなし。あちこちで災害も出始めてる。そんな今日この頃、のんきに登山などできるはずもなく、ただ室堂山荘から雷鳥沢ヒュッテを移動しただけで終った。
この前の7/14~16も立山・剣のガイドだったが、剣沢小屋を往復しただけで終った。
体が鈍ってしまった。
2日目の朝方以外たいした雨には降られず、予報より天気が良くてラッキーだった。
地蔵岳のオベリスク。「これを登るためにあたしは遠いところから来たのよ!」と言い張るお客さんを宥めるのに苦労した。
甲武信岳周辺はシャクナゲが有名だが、昨年が10年に一度と言われる当たり年だったためか今年はイマイチ。それでも時々こうして綺麗に咲いているのが現れると僕の後ろを歩いてる中高年女性客は「んまぁ!なんて綺麗なの。」「あぁ~、あたし幸せ」「こういう花があるから山に登れるのよ」「あたし元気になっちゃったわ!」などと恍惚の表情で叫び、蜂の巣をつついたような騒ぎになる。