2006年10月17日 (火)

2006/10/15~16 八ヶ岳 天狗尾根~真教寺尾根ガイド

2006101618 赤岳~権現岳~編笠山のガイド終了後、別のお客様と合流し、天狗尾根というバリエーションルートに行ってきた。この日も誠に天気が良く、爽快なクライミングが楽しめた。しかし12時間に及ぶ行動時間だったためさすがにくたびれた。この尾根、おいしい岩場は上部の1/3ほどしかなく、あとの2/3はヤブ漕ぎもしくは急な樹林帯登りで、ここはやはり冬期の方が面白いのだろうなと思う。真教寺尾根は高校2年生の時以来で実に24年ぶりに通過したのだが、上部がこんなに大変なところだったとは。当時の記憶が全くない。へたすると剣のタテバイ、ヨコバイなんかより難しいかもしれない。

2006/10/14~15 八ヶ岳 赤岳~権現岳~編笠山ガイド

2006101526 ああ、実に気持ちの良い山行だった。1日目はちょっと雲が多かったが2日目は素晴らしい秋晴れ。朝は寒かったが昼間は暑いくらい。しかし夏山にはない爽やかさ。秋山はいい。

ガイド山行の時、ほとんどいつも自分が一番年下だが、今回はなんと自分が一番年上という珍しいパターンであった。いつものようなオバ様達の圧倒的な賑やかさとは違うしっとりとした雰囲気で、会話の内容も”孫の運動会”や”嫁姑の話し”などといった話題ではなく、恋の悩みや職場の話しなど自分にとっても身近な話題で実に新鮮な感じがした。おかげで自分もちょっと調子に乗り過ぎてエロガイド化しつつあった。

2006年10月 8日 (日)

2006/10/6~8 大菩薩嶺・雲取山ガイド

2006100862 かなり風が強かったが幸い天気が良く、眺めも良く、いい山旅だった。紅葉はさっぱりだめ。というか、しっかり紅葉する前に強風ですっかり葉が落ちてしまった感じだ。

やっぱり北アルプスよりこういう木々が豊かな山の方が好きだなあ。

2006年10月 5日 (木)

2006/10/3~4 湯俣槍ヶ岳線(旧宮田新道)調査

2006100465 今は昔、湯俣温泉から千天出合を経て千丈沢を登り詰め、西鎌尾根に出て槍ヶ岳に至る宮田新道というルートが存在した。しかし今は全く廃道になっている。かつては吊橋等もあったが、豪雨や雪崩で流され今は全く消失してしまっている。湯俣~千天出合間だけは現在も北鎌尾根のアプローチとして利用されているが、写真のような厳しい箇所の通過や渡渉を強いられ、エキスパートのみに許されるルートであるが故、ここを通過する登山者はとても少なくなってしまっている。それでは大町市としては切ないということで、この宮田新道を復活させようという動きが起った。過去2回の調査を踏まえ、今回は湯俣~千天出合間だけに絞って、より具体的な整備計画を進めるべく現地調査を行ったわけである。環境省、中信森林管理所、大町市役所の各職員と我々大町登山案内人組合の計9名で季節外れの沢登りをやってきた。数日前の雨のため水量がちょっと多めで、股近くまで水に浸かりながら10回ぐらい渡渉をしたのでだいぶ冷えてしまった。

2006年10月 2日 (月)

2006/9/29~10/1 西穂~奥穂ガイド

2006093062 ジャンジャジャーン!ジャンダルムです。この日は天気が良く、気温も適度でまさにジャンダルム日和。一応難易度が高いとされてるルートですが軽装の人が目立ちました。ヘルメットかぶってる人はわずか。ハーネス&ロープを使用しているパーティは我々だけ。毎年必ず死亡事故があるのに・・・。シートベルトしないで車を運転しているのと同じレベルといった感じでしょうか。

2006年9月27日 (水)

2006/9/24~27 裏銀座~黒部五郎岳ガイド

2006092414 4日間の山行を振り返ると概ね天気は良かったが、3日目は夕方近くから雨に降られた。連日の長時間歩行で疲労していたところに秋の冷たい雨と風でお客さんの消耗が激しく、「低体温症」&「疲労凍死」が頭の中をチラついた。やはり秋の雨は恐ろしい。そう言えば、午後2時過ぎに赤木岳付近ですれ違った単独の男性が「これから黒部五郎小舎に行く。」と言っていたがどうしたろうか。「この時間だとちょっと無理じゃないですか?これから雨も降り出しますよ。」と言ってあげたのだが・・・。しばらく新聞から目が離せない。

2006年9月12日 (火)

2006/9/9~11 中ア・木曽駒ケ岳~空木岳ガイド

200609107 8月のお盆過ぎからガイド山行が立て続いており、ここ最近の10日間は全く1日も休み無しだったので疲れてしまった。体もそうだが、精神的な疲労の方が大きい。容量オーバーだ。こうなってくるとガイディングが雑になり、細かい配慮ができなくなる。ちょっとしたことでもイライラしたり、全く良くない。少し充電期間が必要だ。

今週末は自分の企画の西穂~奥穂ガイドだが、天気が良くなさそうなのでどうなるか。明日の木曜日には結論出さなくては。

2006年9月 9日 (土)

2006/9/6~8 燕~常念~蝶ガイド

デジカメがぶっ壊れて写真が撮れなかった。

天候がイマイチだったがカッパを着ることはそれほどなかったので良かった。

ガイド山行が続いていて疲労気味。腰がヤバくなってきた。

2006年9月 5日 (火)

2006/9/3~5 南ア・便ケ島~易老岳~光岳ガイド

200609059 やはり南アルプス南部の山はそこに行くまでに時間がかかる。登るのも大変。そして光岳はヒルがいるという噂がもっぱらでビビってたが、幸い天気が良かったので血を吸われずに済んだ。

2006年9月 2日 (土)

2006/9/2 針ノ木遊歩道ガイド

200609026 針ノ木雪渓の取付まで行って帰ってくるだけの半日の短いガイド。

1週間ほど前から針ノ木方面で行方不明になっていた男性が今日無事帰還した。扇沢で出発準備をしていたらパトカーが下ってきて、顔見知りの大町署地域課の警察官が「行方不明者が見つかったよ。後ろに乗ってる。」というので見たら頬がげっそりこけた男性が乗っていた。よく助かったもんだ。