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2006年9月27日 (水)

2006/9/24~27 裏銀座~黒部五郎岳ガイド

2006092414 4日間の山行を振り返ると概ね天気は良かったが、3日目は夕方近くから雨に降られた。連日の長時間歩行で疲労していたところに秋の冷たい雨と風でお客さんの消耗が激しく、「低体温症」&「疲労凍死」が頭の中をチラついた。やはり秋の雨は恐ろしい。そう言えば、午後2時過ぎに赤木岳付近ですれ違った単独の男性が「これから黒部五郎小舎に行く。」と言っていたがどうしたろうか。「この時間だとちょっと無理じゃないですか?これから雨も降り出しますよ。」と言ってあげたのだが・・・。しばらく新聞から目が離せない。

2006年9月21日 (木)

2006/9/20~21 研修会参加

200609211 長野県山岳総合センター主催の「講師研修会(登山案内人)」に参加してきた。確保理論、確実な支点の設置、場に応じた確保方法、フィックスロープ、懸垂下降、怪我人の搬送などガイドに求められる技術の確認を行った。日頃からこういった訓練をしてないと、いざ現場に行った時にその技術が使えなかったり、何かトラブルがあった時の応用がきかない。お客様の安全を確保するためにガイドは日々努力しているのである。(そうでないガイドも多数いるようだが)

2006年9月16日 (土)

八ヶ岳

2005091647 今日から行く予定だった西穂~奥穂は悪天候が予想されるため結局中止にした。台風も近づいてるし。せっかくの3連休で稼ぎ時だというのに家にいると虚しくなってくるが、ここは気分を切り替え、いい休息だと思ってのんびり過ごそうと思う。逆に毎日酒ばかり飲んで今度は身体が弛緩しそう。

ところで10/14、15の1泊2日で行く予定の八ヶ岳・赤岳~権現岳~編笠山ツアーですが、現在2名希望者がいてあと2名ほど募集してます。誰か行きたいという人いませんか?「ここなら行ったことある」という人も季節を変えて行ってみるとまた違った良さを感じると思います。写真は秋の赤岳です。左の鞍部に建ってる小屋が宿泊予定の赤岳展望荘です。夏とは違って涼しく(朝夕は寒い)、汗かかないでとても快適に歩けます。本当に気持ちのいい季節です。日本も熱帯化してきたのでこれからの登山は夏山より秋山の方がいいかもしれません。

2006年9月13日 (水)

富士さん

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富士さん、好きです。でも登るのは嫌いです。「富士山は眺める山だ。」とよく言われますがその通りだと思います。

写真は以前済んでいた横浜の家の裏山からの風景です。目の前に住宅が迫り、電線やら電柱やら中高層マンションがあって鬱陶しいですが、よく見ると遠くにうっすらと富士山や丹沢が見えるのがわかりますでしょうか。少年時代は犬の散歩が日課でこの裏山によく行きました。秋から冬にかけての時期、この裏山から済んだ空気の向こうに富士山や丹沢が見えるととても心躍ったことを思い出します。今も富士山が見えると嬉しいのはきっとその少年時代の延長なのでしょう。

2006年9月12日 (火)

2006/9/9~11 中ア・木曽駒ケ岳~空木岳ガイド

200609107 8月のお盆過ぎからガイド山行が立て続いており、ここ最近の10日間は全く1日も休み無しだったので疲れてしまった。体もそうだが、精神的な疲労の方が大きい。容量オーバーだ。こうなってくるとガイディングが雑になり、細かい配慮ができなくなる。ちょっとしたことでもイライラしたり、全く良くない。少し充電期間が必要だ。

今週末は自分の企画の西穂~奥穂ガイドだが、天気が良くなさそうなのでどうなるか。明日の木曜日には結論出さなくては。

2006年9月 9日 (土)

2006/9/6~8 燕~常念~蝶ガイド

デジカメがぶっ壊れて写真が撮れなかった。

天候がイマイチだったがカッパを着ることはそれほどなかったので良かった。

ガイド山行が続いていて疲労気味。腰がヤバくなってきた。

2006年9月 5日 (火)

2006/9/3~5 南ア・便ケ島~易老岳~光岳ガイド

200609059 やはり南アルプス南部の山はそこに行くまでに時間がかかる。登るのも大変。そして光岳はヒルがいるという噂がもっぱらでビビってたが、幸い天気が良かったので血を吸われずに済んだ。

2006年9月 2日 (土)

2006/9/2 針ノ木遊歩道ガイド

200609026 針ノ木雪渓の取付まで行って帰ってくるだけの半日の短いガイド。

1週間ほど前から針ノ木方面で行方不明になっていた男性が今日無事帰還した。扇沢で出発準備をしていたらパトカーが下ってきて、顔見知りの大町署地域課の警察官が「行方不明者が見つかったよ。後ろに乗ってる。」というので見たら頬がげっそりこけた男性が乗っていた。よく助かったもんだ。