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2007年5月23日 (水)

称名寺

20070521_13 富士山が終わった後、そのまま神奈川の葉山の実家に寄ってきた。富士山で疲れてたので月曜日は大寝坊をし、午後になって以前住んでいた横浜市金沢区に行き、そして金沢文庫で有名な称名寺に行ってきた。ここの庭園の風景が大好きなのである。この風景を眺めていると実に心が落ち着く。

子供の頃は池でザリガニをとったり、犬の散歩で訪れたり、初詣に行ったり、すぐ裏の山を登ったり、洞窟の中を探検したりとなじみ深い遊び場所であった。

称名寺は鎌倉時代に北条実時が開いたのが始まりで、後には安藤広重が描いた金沢八景の一つ「称名晩鐘」でもうたわれている。ここの庭園は浄土式庭園と言われ、池のほとりの看板には「このような配置は、平安時代中期以降盛んになった浄土曼荼羅の構図に基づき造られた浄土庭園の系列にあるもので、称名寺の庭園は、時代的に浄土庭園の基本的な形態を残す最後のものとして、庭園史上高い評価を得ております。」と書いてあった。

反橋と平橋があったはずだが、平橋は残念ながら無くなっていた。相変わらず亀やアヒルがのんびり泳ぎ、ちょうど黄菖蒲の花も見頃で実にのどかな風景だった。

コメント

東京に居た学生時代にはよく史跡めぐりをしましたが、金沢文庫もその一つで、写真を見て懐かしく思い出しました。いいところですね。

僕も昨年の夏に称名寺へ行ってきました。閑静な住宅街の近くにあんな憩いの場所があるなんて、素晴らしいですね。称名寺の裏手には金沢文庫があって、そこに所蔵されている資料も興味深かったですよ。生憎、ゆっくり見て回る時間がなかったですが・・・。金沢文庫の周辺って海と山が接近していて箱庭みたいですよね。Kさんは東京に居られたとき、他にどんなところを見て回わられたんですか?

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