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2007年7月31日 (火)

2007/7/29~31 槍ケ岳ガイド

20070731030 3日目は見事に晴れ渡り、無事槍ケ岳に登頂できた。お客様もこの槍ケ岳登頂が一生一代の悲願だったようなのでその夢の実現の手助けができて良かった。てっきりこの日梅雨が明けたのかと思ったらまだのようだ。そしていつの間にか台風が接近しつつある。狂ってる。

2007年7月28日 (土)

2007/7/27~28 南ア・シレイ沢ガイド

20070727_15 名前がちょっと不気味だが、噂通りとても綺麗な沢だった。ただ、雨が降った直後だったので水量が多くてちょっと難易度が高めだった。それと詰めが苦しかった。別にたいした藪こぎがあったわけでもないのだが長かった。思いのほか時間がかかって、なんと13時間近くも行動してしまい、予定していた南御室小屋まで到達できずその手前の薬師岳小屋に宿泊した。

腰がまたやばい。明日からは槍ケ岳なのだが・・・

2007年7月24日 (火)

2007/7/23~24 唐松岳~五竜岳ガイド

20070723_14 昨日はほとんどずーっとカッパを着っぱなしで行動。しかし夕方頃から雲が切れ始め、雲海の向うに山々が姿を現した。ちょっと劇的。そして今日は朝から快晴。まさに夏空。五竜の山頂では360度のパノラマが堪能できた。遠見尾根の下山は風がなく、うだるような暑さで頭がのぼせて鼻血が出そうだった。言っとくが、興奮して鼻血が出そうになったのではない。

2007年7月20日 (金)

2007/7/18~20 立山・剣ガイド

20070719_3 18日(水)にみくりが池温泉に前泊。温泉と酒を堪能。堪能し過ぎて翌朝頭痛に悩まされながら室堂ターミナルでお客様と合流し、立山を縦走して剣沢小屋へ。この日(19日)は天気が良かった。翌20日(金)、早朝4時に出発して剣岳をめざす。変な朝焼け、生暖かい風、レンズ雲の出現と天候悪化の兆しのオンパレード。「雨が降り出すのは時間の問題だなあ。どこまで行けるかなあ。」と思いながらなんとかタテバイの難所を通過。しかし頂上直下でついに降り出す。下りは濡れてスリップしやすい岩場を慎重に通過して無事剣沢に戻る。午後は本降りの雨の中、室堂へ下山。お客様と別れてアルペンルートの最終便で扇沢に帰る。それにしても残雪の量が多い。去年も多かったがさらに多い。

2007年7月16日 (月)

甲武信ケ岳取材(途中まで)

200707160902 台風のおかげで3連休の予定が狂ったが、最終日の16日は天候が回復して甲府の予報が晴れマークだったので「取材を片付けてしまおう。」ということで急遽西沢渓谷入口に向かった。ところが山の上はまだ影響が残っていてガスがかかり、途中からは霧雨も降ってきてしまった。これでは写真も撮れないので途中で中止してそそくさと下山してしまった。

大雨のせいで木々は水をたっぷり吸って葉がみずみずしいのは良いのだが、だいぶ蒸した。

下山してきたら新潟方面でまた大地震が発生していてびっくり。山梨でも震度3だったらしいのだが全く気付かなかった。しかし思い返してみると、登っている途中で突然斜面の立ち枯れの木が1本ドサーっと倒れたのでびっくりしたのだが、もしかしたらこの時が地震だったのかも。自分は歩いていたので気付かなかっただけかもしれない。

2007年7月 5日 (木)

シジュウカラ

20070705010 自室のすぐ外に鳥の巣箱があり、シジュウカラが巣を作った。最近ヒナが返ったのか、親鳥が外から帰ってくると中からピーピーピーと騒がしい鳴き声が聞こえてくる。親鳥はエサを捕るのに忙しいらしく、巣箱を出たり入ったりと慌しい。それにしてもとても仲のいい夫婦だ。エサを捕りに行くときはいつも一緒。お父さんもちゃんと子育てに参加している。いつも家庭をほっぽり出してどっか行ってしまう人間界のオヤジとはえらい違いだ。

この鳥は人間をあまり恐れない。カメラを向けても逃げる様子はなく、巣箱の穴からとぼけた顔を出してキョロキョロしていた。隣の家では玄関先の新聞受けにも巣を作ったことがある。

2007年7月 1日 (日)

瑞牆山取材山行

20070701_118予定していた奥秩父・豆焼沢の沢登りガイドはお客さんが集まらず中止。その代わり写真撮影、GPSログのデータ取りの目的で瑞牆山に日帰りで行ってきた。何の取材かは今のところナイショなのである。

登山口に着いた時点で霧雨が降ったりしていて「今日はダメかなあ。」と思ったが、いざ出発したら徐々に天候が回復してくれて結局頂上まで行くことができた。けっこう若い人達が多くて嬉しかった。

早くも7月に入ってしまった。梅雨らしい日々が続いているが、あと1ヶ月もしないうちに夏山シーズンに突入して怒涛のガイド山行が始まる。今年の夏山は雷がなく、天候が安定してくれることを願うばかりである。