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2009年1月22日 (木)

破断面

20090122005 この写真はうちの隣の別荘の屋根に乗っていた雪が今日の気温上昇によりいっきに滑り落ちたもの。途中からすっぱりと切れており、破断面を見ると雪の層がよくわかる。表面から約10センチのところに結合の悪い層が見て取れる。

これを実際の山の中に置き換え、この雪の斜面をスキーで滑ろうとしていると仮定してみる。当然ピットを掘って観察してテストをするだろう。そして判断をする。「この斜面に突入しても大丈夫なのか、それとも迂回してもっと安全なルートに変更すべきか。」その判断が的確にできるかどうかが勝敗の分かれ目。大袈裟に言えば生死の分かれ目。

白馬に住んでるので白馬エリアの山なら「今日はヤバいな」とか「今日は沢の中に入ったらダメだな」とか「明日は最高だろう」といった大雑把な判断はすぐにできる。しかしそれはあくまでも主観的な勘であるので、これに実際の現場でのテストによる客観的な判断をプラスして最終的な判断を下す。今シーズンはこの「判断」というものをもっと丁寧に慎重に行おうと思う。

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