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2009年1月 8日 (木)

遭難事故が発生した模様

Dscf0019 つい先ほどの17時5分頃、太陽は後立山の向こうに沈み、夕暮れ迫る頃に「ブーン」というヘリの音が近付いてきた。最近は音を聞いただけで県警ヘリの「やまびこ」だっていうのがわかってしまう。「こんな時間に飛んでくるってことは事故があったな。」と遭対無線のスイッチを入れたら案の定、大町署とやまびこの無線のやりとりが飛び込んでくる。断続して聞き取りにくかったが、「発電所の近く」と言ってたので猿倉に行く途中の二股の発電所のことか。おそらくバックカントリースキー中の事故だろう。怪我したのは外人で、肋骨を折った可能性有りとのこと。気になったのはツアーに参加してたらしいということ。どこのツアーだ? 17時12分にピックアップして我が家の上空を松本の相澤病院に向って飛んでいった。「遭難者は日本語、英語が全く通じず、相澤にもその旨伝えてほしい。」と言ってた。フランス人?

この間も白馬乗鞍で木に激突っていう事故があったらしいが、まだ積雪が少ないので普段の年なら隠れてしまう木もまだ頭を出していて、いつもより木が密集している。しっかりとスピードをコントロールして滑らないと危ない。スキー技術の確かさが要求されるってことだ。

※写真と本文は全く関係ありません。が、この写真も実際の事故の時の模様で、この時は我々の後ろの別パーティのテレマーカーが転倒して大腿骨骨折の重傷を負い、応急処置から大町署への連絡、ヘリの要請、ヘリの誘導、ピックアップ時の手助けまで全て我々パーティで行い、そのため事故発生からピックアップまでの所要時間が2時間ぐらいで済み、あっという間に病院へ搬送できた。

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