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2013年10月15日 (火)

2013/10/12~13 八ヶ岳 赤岳~権現岳~編笠山ガイド

登山口と下山口が違うので苦労する。最初にお客様の車を下山口の観音平に置きに行く。そしたら車があふれ返り、路肩にもいっぱい。かなり下の方まで駐車していた。我々は隙間を見つけて半ば強引に駐車する。その後自分の車で美濃戸へ。ここもいっぱいで駐車できないのではないかと心配だったが、やまのこ村で停められた。さすが3連休。

天気は良いが前線が近づいてるせいか風が強い。今夜、その前線が通過した後は冬型になり、この秋一番の寒気が入るとのことで、明朝の寒さが憂鬱だ。

行者小屋までは暑くて半袖Tシャツでも十分。地蔵尾根からは風が当たってちょっと寒くなり、早々に天望荘に逃げ込む。
やはり小屋は混雑していたが個室を案内してくれたので助かった。これには本当に感謝です。

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翌日、風が強くて寒かったが快晴。そして遠く北アルプスは初冠雪で白く輝いていた。
ちょっと寒いけど爽やかな秋空の下、気持ちの良い稜線歩きが楽しめた。
八ヶ岳はお手軽なせいか初心者の方が多く、変なところで落石を起こされたりする可能性があるので気を使う。青年小屋や編笠山などにいた人達は登山というよりほとんどハイキングのような感じがした。

編笠山や観音平までの道でのんびりし過ぎたため、最後はすっかり日が傾いてしまった。秋の日はつるべ落とし。日に日に夕暮れが早くなっている。

2013/10/10~11 焼岳・西穂独標ガイド

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今回の焼岳は中ノ湯ルートの往復。上高地ルートよりこちらの方が歩きやすいし、マイカーでアプローチできるので日帰り登山者が多い。
やはり噴煙の量が多い気がした。



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中腹の紅葉がまずまず。





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次の日は西穂独標。朝から雨が降っていて、西穂山荘まではカッパを着て行動。その後雨は上がり、青空が広がる。半分あきらめていたが予定通り独標まで行けた。

2013/10/05~07 剣岳北方稜線ガイド

8月に一度剣に行く予定だったが、悪天候のため中止になったのでこれが今シーズンの初剣。
今年は残雪が多く、小窓に下りるルートの途中にまだ雪渓が残っていて苦労したような情報があったので、アイゼンの他にピッケルも用意してもらった。

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1日目は室堂から剣山荘まで。週末なのに行き交う登山者は少なく、閑散としていた。意外な感じ。日曜日の天気予報があまり良くなかったからだろうか。実際我々も翌日の天気をとても心配していて、「雨が降ってたらルート変更しよう。」と決めていた。


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2日目。朝起きて外に出たら「あれ?星空じゃん。」
予定通り4時半にスタートして順調に剣頂上へ。やはり天気は良い。天気予報が良い方に外れてくれたようだ。
北方稜線に入り、以前お客さんがバランスを崩して落ちかけた長次郎谷側のトラバースを慎重にこなして池ノ谷乗越へ。そして相変わらずガラガラの池ノ谷ガリーを下って三ノ窓。この日、北方稜線を行くパーティは我々だけ。小窓ノ王を左から巻いて小窓雪渓側を下る。危惧していた雪渓は確かに残っていたが既に短かったので、ちょっと下に下りて雪渓を巻くようにして登り返す。アイゼンも着けずに済んだ。

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小窓でゆっくり休んでから氷河に認定された小窓雪渓を下る。
池ノ谷ガリーを下ってる頃、一度ガスったが、また晴れた。
鉱山道は池ノ平小屋の菊地さんが手入れしてくれているので思ったより歩きやすかった。とても助かる。


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池ノ平の紅葉はちょうどピークを迎えていた。
菊地さんと談笑した後、仙人池へ。
仙人池も紅葉真っ盛り。しかしその割りに登山者が少ない。ヒュッテは満員御礼かと思ったらそうでもなく、快適に過ごせた。


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3日目も快晴。
仙人新道を下って真砂からハシゴ谷乗越へ。天気が良過ぎて暑い。
内蔵助平から下ノ廊下に下りる道が年々悪くなってる気がする。
最後のダムの登りでいつものようにへろへろになって終了。

2013年10月14日 (月)

2013/10/01~02 涸沢~奥穂ガイド

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天気が心配だったが全然問題なし。儲けもんだった。
涸沢の紅葉は残念ながら今年はイマイチだった。まだちょっと早かった気がする。途中で行きあった写真家の方も「今年は紅葉が早いのか遅いのかよくわからない。」と言っていた。


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横尾から涸沢に向う途中、やはり気になって見上げてしまう屏風岩。「今日はクライマー取り付いてるかなあ」と。若かりし頃、情熱を傾けて登ってた屏風岩は、今はすっかりさびれてしまってる。

2013/09/30 焼岳ガイド

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上高地から往復する。前夜は西糸屋山荘で前泊。
天気は上々。



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上高地側のコースはこの長いハシゴがアクセントになる。









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焼岳はやはり穂高方面の展望の良さが売りだろう。
浅間山もそうだが、今年はやけに噴煙の量が多い気がする。火山活動が活発化?