2015年6月 8日 (月)

2015/05/25~27 蝶ケ岳ガイド

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復帰第一戦。
上高地から入山。初日は徳沢まで。ちょうどニリンソウが見頃で綺麗だった。
徳沢ロッジが改装中で今年は営業してないのでやむなく徳沢園に泊まったが、うーん・・・



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2日目は長塀尾根を上がって蝶ケ岳に向かう。
標高2000mから上の樹林帯の中はまだ雪だ。
お客様は蝶ケ岳からの眺望の写真が目的なのだが、なんと85歳の高齢のためペースがとってもスロー。標準タイムの3倍ぐらいかけて夕方近くにようやっと蝶ケ岳ヒュッテに到着。

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天候は安定してるので翌朝の朝焼けを期待したが、雲がなさ過ぎなのか全然綺麗に焼けない。ちょっと期待外れだった。
それでもお客様は満足をして、再び長塀尾根をゆっくりゆっくりと下った。

2014年10月22日 (水)

2014/05/31 第48回貞逸祭・白馬連峰開山祭

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白馬山案内人組合に移籍してから初めて参加した。やっとお役に立てた。




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いい天気に恵まれ、新緑が眩しい中、白馬尻までお客様を案内する。実に爽やかな気候。一年のうち一番いい季節。

2014/05/17~18 白馬岳~鑓温泉B.Cガイド

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初日は長い大雪渓を登って白馬山荘まで。
小雪渓のあたりはスキーを脱いでアイゼンを装着して登った。



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夜中は吹雪。翌朝も風が強くてガスで視界が悪かったため出発を遅らせる。
ガスが切れてきたので思い切って山荘脇からドロップ。斜面はカチカチ。風が強くて寒い。

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途中からアイゼンに履き替え、白馬鑓までスキーを背負って歩くのだが、風でスキーが煽られて歩きづらい。



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道標にはびっしりとエビの尻尾。




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頑張って稜線を歩いたおかげで滑りはとてもいい雪が楽しめた。

2014/05/10 鑓温泉B.Cガイド

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日帰りで鑓温泉まで。相変わらずいい湯ですな。





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天気も良く、雪崩などのプレッシャーも少なくてのんびりとスキーハイキング。

2014/05/06~07 杓子尾根~白馬岳~鑓温泉ガイド

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今回はスキーではなく登山。










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稜線に出たら風が強くて寒かった。





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杓子岳の頂上直下。まだ雪庇が張り出している。





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白馬山荘に一泊し、翌日は三山を縦走して鑓温泉経由で猿倉に下山。
この日も稜線は寒かった。

2014年4月12日 (土)

2014/04/06 金山沢BC 敗退

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この日は天気予報も良くなく、朝から雷注意報も出ていたので気分が乗らず、「いっそ強風でゴンドラが止まらないかなあ。」とも思ってたぐらい。
栂池に行ったら残念なことにロープウェイが動いてたので予定通り自然園をスタートする。
最初は雪がちらつく程度だったが、本格的な登りに入る頃から降雪が強まり、風も強くなってきたので森林限界まで登ったところで金山沢はあきらめ、元来た道を滑り下りた。
今回は岩岳SSのスタッフも何人かいて初体験の人もいたのでちょっと可哀想だった。次回はぜひ天気がいい時に成功体験をしてほしい。

2014/04/05 天狗原~山ノ神BCガイド

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前日に雪が降ったおかげでこの時期としては貴重なパウダーを味わうことができた。



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天気も良くてとてもいい気分。精神のリハビリになった。

2014年3月30日 (日)

20140329029スキースクールの事務長の仕事がようやく終わりに近づいた。長い冬だった。たまにバックカントリーで出かける以外はほとんど事務所に篭りきりだったので運動不足になり、精神的にも非常にきつかった。任期が2年なので、来シーズンもまたあるかと思うと憂鬱になる。自分はやはり現場の方が向いてるなあ。
ブログの更新もできないぐらい心に余裕がなかった。この週末は蓮華温泉に行ったのだが、実に癒された。でも仕事だったからそうでもなかったかな。事務所にいるよりはましだけど。
しばらく1人になりたい気分。

 

2013年9月16日 (月)

2013/09/11~14 槍ケ岳~北穂~奥穂~前穂ガイド

初日は上高地から槍沢ロッジまで。「林道歩きだけど急ぎ足にならないように気をつけましょう。ゆっくり行きましょうね。」と自分で言っときながら「ガイドさん、ちょっと速い。」と言われてしまった。いかんいかん。

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2日目は槍ケ岳頂上経由で南岳小屋まで。
天候が思わしくなく、槍沢の途中からポツポツ降り出す。グリーンバンドから上はガス。
槍ケ岳頂上はお客様全員が既に行ったことがあるのでカットしてもよかったのだが、添乗員が「登頂証明写真を撮らなければならない。」ということで空身でそそくさと往復。頂上には誰もいなかった。
お客様の足並みが揃っていたので順調に南岳小屋に到着。

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3日目。朝起きると雨交じりの濃いガスが立ち込め、飛騨側から強い風が吹き付けている。この状態ではとても大キレットは無理なので出発を見合わせる。8時近くになってもあまり状況が変わらず、「槍沢ロッジに下るか槍平に下るかどっちにしようか。」と敗退を考えていた。お客様もほとんどあきらめモードで、「とっとと下山して宴会やろう。」などと言っていた。しかし8時過ぎ、外を確認しに行ったらガスがだいぶ薄くなり、岩も乾き始めていたので満を持して「前進」を宣言。慌てて準備して大キレットに突入。天候はどんどん回復していき、風も全然たいしたことない。待った甲斐があった。
行き交う登山者はほとんどなく、気を使う"すれ違い"がないので快適。順調に北穂小屋に到着。そして後半の北穂~涸沢岳の稜線も問題なく通過。無事穂高岳山荘に到着。お客さんはまさか行けると思ってなかったのでハイテンションになっていた。

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4日目。朝暗いうちに出発。よく晴れていて御来光前後の時間帯は素晴らしい景色が楽しめた。
奥穂頂上から吊尾根~前穂頂上往復~重太郎新道を下って岳沢小屋へ。予報でも言ってたが、フェーン現象のため気温が上がって暑い。連休初日でかなりの上山者とすれ違ったが、皆暑くてヘロヘロになってた。
岳沢小屋で昼食の後、上高地に下山。


今回のハイライトである3日目の大キレットの朝は絶望的だったが、振り返ると全般的にまずまずの天候に恵まれ、予定通りの行動ができて良かった。

2013年9月 8日 (日)

2013/09/03~07 南ア・聖岳~光岳ガイド

まずは静岡県井川までの片道300kmを6時間かけて移動。やはり遠い。
井川の「ふるさと」という民宿に単独で前泊。宿のご主人が猟師をやっているので鹿の刺身や鹿の舌、熊鍋、ヤマメの塩焼きなど山の幸がいっぱい出た。

登山初日、畑薙第一ダム下の駐車場でお客様と合流。バスで聖沢登山口へ。登山開始早々雨が降ってくる。樹林帯の中だし暑いのでカッパは着ないで傘で対応。やはり傘の方が全然快適。ザックも濡れないし。降ったり止んだり日が射したりと目まぐるしい天気の中、14時半に聖平小屋に到着。

201309060022日目。夜中は大雨と雷がひどかった。何回か地響きするような雷が鳴ってた。朝起きても雨はひどく、出発を見合わせる。このまま停滞して翌日聖岳を狙うか、それとも様子を見て茶臼まで移動するか悩んでいたけど、テレビのウェザーニュースの雨雲レーダーだともうじき雨雲が抜けそうだし、外も小雨になってきたので聖岳ピストンを決行。予想は的中し、次第に雨は止み、頂上に向う急登のところで雲が切れて青空が出てくる。こういう展開だとお客さんも感激。無事に聖岳に登頂。午後は上河内岳を越えて茶臼小屋まで移動。

201309060143日目。朝3時に起床。外に出たら満点の星空。4時半頃、はるか遠くの光岳に向けて出発。長い1日だったけど久しぶりにいい天気だったので気持ちよく歩けた。お客様の足並みも揃っていたので予定より早く光岳に登頂。帰りもきつかったけど15時半頃には茶臼小屋に戻れた。

201309060264日目。下山。朝、出発して間もなく久しぶりにちゃんと御来光を見た。