初日は猿倉から鑓温泉まで。
今日の行程は楽勝だと思ってたら大間違い。暑くて参った。本当に熱中症になるかと思った。最近の猛暑は尋常でない。
雷雨を警戒して早めに出発したので昼頃には鑓温泉に到着し、午後は温泉とビール三昧。
2日目は大出原~白馬鑓ケ岳~杓子岳~白馬山荘。
この日も雷雨の可能性があるので朝弁を持って早めに出発。
数日前に滑落死亡事故があった鑓温泉上部の鎖場を慎重に通過する。
大出原のお花畑は見頃で、一面にいろんな種類の花が咲いていて見事だった。
杓子岳の頂上もしっかりと踏んで、昼頃、白馬山荘に到着。午後は展望レストランでビール三昧。
夕方、南東方向にすごい積乱雲が発生していたが、幸い白馬岳周辺に雷雨は来なかった。
3日目も朝からいい天気。また暑くなりそう。ましてやこの日は祖母谷温泉に向かってどんどん標高を下げていくので、熱中症に警戒した。
だだっ広い頂上の清水岳まではお花畑が点在し、朝の涼しい風に吹かれながら気持ち良く歩けたが、不帰避難小屋以降、特に百貫ノ大下り付近は所々登山道が崩れ落ちたりして危険な個所があり緊張を強いられた。噂通り、長い下りだった。正直、このコースはあまり勧められない。特に中高年の方や下りが弱い方は止めた方が良い。
ガイド山行が立て続いていて少々疲れ気味。間に1日も休みがないとなかなか辛い。自営業の悲しい性で、どうしてもぎゅうぎゅうに予定を詰め込んでしまう。
今回もまた中央アルプス。また千畳敷からなので、昨日下山してそのまま駒ケ根あたりで滞在しても良かったのだが、一旦帰宅して今朝また高速を使って駒ケ根まで来た。
天気が良くて暑い。
初日は千畳敷から宝剣山荘に上がり、木曽駒の往復。一昨日と全く同じ行程。
2日目、宝剣岳を越えて木曽殿山荘まで縦走。相変わらずここの縦走路は北アと違ってあまり整備されてないので歩き辛い。ワイルドな道だ。
ちょっと天気の変わり目のようで、この日は稜線だけずっと雲がかかっていた。涼しくて良かったが。
夜半から雨が降り始め、出発の4時半頃はけっこうな降り。でも途中から弱くなって空木の山頂に達する頃にはほぼ止んだ。
池山尾根は大地獄付近を除けば歩きやすい。
無事下山。
初日、朝家を出る時から雨。気分が重い。
大鹿村の鹿塩温泉でお客様と合流。送迎バスで鳥倉林道のゲートまで送ってもらう。風雨が激しかったが、順調に三伏峠小屋着。びしょ濡れ。でも夜には雨が上がる。
2日目。肝心なこの日は晴れてくれた。
展望も素晴らしく、北アや中アもよく見えた。
建て替え建設中の塩見小屋の横を通り、頂上に向かってる時に通り雨が来て思わずカッパを着てしまったが、その後また晴れてくれた。無事登頂。
甲斐駒・仙丈や白根三山もよく見えた。
3日目、またもや激しい雨の中、下山。
梅雨の真っ只中、奇跡的に頂上に向かう日だけ晴れてくれたのでラッキーだった。
今年の夏山はカッパの出番が多くなりそうな気がして憂鬱だ。
池口岳は200名山に入ってるので知ってる人もいるだろうが、熊伏山は知らない人が多いのではないだろうか。どちらも南アルプスの南部の方にあり、登山口は飯田市南信濃。遠山郷と言われる所で、静岡県境の近く。そこに行くまでがまず遠い。今回は実家の葉山から向かったのだが、第二東名で浜松まで行き、そこから国道152号線を北上するルートで距離は300kmあった。土曜日で道路が混んでたせいもあるが、6時間かかってしまった。水窪あたりからは道が細くなり、くねくね道なのでドライブだけでぐったり。
池口岳は双耳峰で、主峰の北峰が標高2392m。
登山口から単純に往復するだけなのだが、行動時間は11時間もかかった。長い。
途中から見えた光岳、茶臼岳、上河内岳(右から)。
他に聖岳や赤石岳も見える所があったが、基本的にはずっと樹林帯の中なので眺望はない。頂上からも眺望なし。花もそれほど咲いてなかった。まあはっきり言って地味な山だ。
翌日は熊伏山。
まず車で兵越峠を越えて静岡県側に入り、青崩峠下の登山口まで移動。
青崩峠は信州と遠州を結ぶ秋葉街道の途中にあり、江戸の頃は人の往来もかなりあったようだ。そこかしこに歴史を感じさせる祠などがあった。
この山はヒルがすごいと聞いていたが、噂通り前半はヒルパラダイス。久しぶりに献血してしまった。
山そのものはたいしたことなく、4時間ほどの行動時間。
下山して遠山郷に戻り、「かぐらの湯」で入浴して帰宅した。