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2008年2月29日 (金)

2008/02/29 小遠見山~黒沢尾根(途中敗退)ガイド

200802290193 最初は八ヶ岳に行く予定だったが、諸事情により行き先変更。遠見尾根の途中、小遠見山から鹿島槍スキー場に抜ける黒沢尾根に行ってきた。

予想通り雪が深くてスノーシューでの行動は厳しく、加えて暑さでヘロヘロになり、時間切れで日没になる可能性大だったのであえなく途中であきらめて引き返してしまった。残念無念。こういう時はスノーシューよりスキーで移動した方が楽だ。3月後半にリベンジすることになった。

写真は鹿島槍北壁。自分も若かりし頃、情熱を燃やしてここを登攀したものだが、鹿島槍ケ岳北峰からこの北壁のほぼど真ん中の「中央ルンゼ」をスキーで滑ったやつがいる。信じがたいことだ。

2008年2月22日 (金)

いにしえのスキー場

  20080222_1920080222_20

今日はお客さんを連れて遠見尾根~村尾根に行く予定だった。しかし気温が上がるという予報。一昨日まで雪が降っていて、昨日は晴れたが寒かった。そして今日は急に気温が上がるということは、雪崩に対する警戒を強めなくてはならないパターン。村尾根は一昨年の4月に雪崩による死亡事故が起きており、帰り道の林道もいつも八方尾根側から大きなデブリが出ている。一度47スキー場の駐車場に集合したが、行き先を変更してコルチナ裏に転進。

午前中は中土コース。北側の斜面は最高にいい感じのパウダーが残っていた。気持ち良かった~。そして午後は土倉コース。予報通り気温が上がり、雪が一気に緩んでスキーが滑らず、重ーいパウダー。午前中とは打って変わって快適さは全くなく、修行になってしまった。

土倉コースは途中で写真のように昔のゲレンデ跡を通る。かつてコルチナが営業していたらしいのだが、いつ営業を停止してしまったのだろうか。シングルリフトの搬器が昭和を感じさせてくれる。

2008年2月21日 (木)

大会作業の日々

20080221久しぶりのブログの更新だ。いかんいかん。写真は今朝7時頃の岩岳スキー場。

スキースクールには毎日行っているのだが、ここのところ大会が多く、その役員として動いていることが多い。大会の時は朝が早く、今年はやけに寒さが厳しいのでけっこう辛い。自分はまだ大丈夫だが、回りのスクールのメンバーは疲労と寒さで次々と風邪を引いてダウンしている。自分も体調維持のため夜は早々に寝てしまうのでブログの更新が滞っていた。というのは言い訳。

先週の白馬少年スキー大会のスラロームの時は、男女2本ずつのセットのため昼食の時間もないほど忙しく、朝6時半から午後3時頃まで 雪が降る中ずっとコース整備等で動き回っていたため、慣れない学生のアシスタントは寒さと空腹でボーっとして集中力が切れ、滑っている選手とニアミスを犯したり、ろれつが回ってないやつもいた。労働条件としては過酷だった。でも今日のように天気が良いと全然楽なのだが。

2008年2月 6日 (水)

ウラヒヨツアー

20080206_6 今日は本番。天気が良く、気温も上がってきた。しかし、その分雪は重くなり、深くて重めのパウダーにてこずった。自分自身もあまりの不甲斐なさにだいぶ凹んだ。まだまだ修行が足りないと痛感した。反省。

2008年2月 5日 (火)

ヒヨドリ峰下見

20080205_5 白馬周辺では最近よく雪が降っており、あちこちで雪崩事故が発生している。栂池スキー場での事故はほんとに痛ましい。

実際、山の方の雪はどうなってるのか。明日のウラヒヨのガイドの下見も兼ねてヒヨドリ峰まで行ってきた。下手すると我々も雪崩に埋まるかも、なんてビビリながらピットを掘って観察したが、スキー滑走程度の圧力なら斜面を選べば大丈夫という結論に達した。

今日も雪が降っており、積雪は膝ぐらいまであった。トレースの無いところをラッセルして登るのはかなりしんどかったが、滑りは最高。今シーズン一番のパウダーを味わえた。