初日は皇海山。
５日の深夜２時半頃、豊科インター近くでツアーのバスに乗り込む。寝不足は辛い。沼田付近でタクシーに乗り換え、林道を２時間かけて皇海橋登山口へ。このタクシーの２時間で疲れてしまった。登山そのものはそれほどの行程でもなくたいしたことなかったが、眺望がほとんどなく、山頂も樹林に囲まれてなんともつまらない山だった。夜、風邪が悪化。
２日目は谷川岳。
朝方、多分熱があったんだと思う。だるくて仕方がなかった。それでも谷川ロープウェイに乗り、歩き始めると気合が入り、不思議と鼻水もおさまった。この日は連休初日だったので登山道は大混雑して渋滞ができてた。天候がいまいちでガスってたので眺望なし。トマの耳も大混雑なので写真を撮ってそそくさと下山。下山したらまた具合が悪くなってきた。でもこれで怒涛のガイド山行が終わるので明日以降は自分的には夏休みだ。
朝４時半に西糸屋を出発して涸沢に向う。今年は９月も高温の日が多くて紅葉も遅れ気味だったので期待してなかったが、行ってみたらベリーグッド！稜線付近の雲がなかなか取れなかったのが残念だったが。
穂高岳山荘で寝て起きたら翌朝ノドが痛かった。夜、ちょっと寒かったので風邪を引いてしまっただろうか。それとダニに食われた。毛布にいたと思われる。踏んだり蹴ったり。
再び涸沢に下山。そこからさらに横尾に下りる頃から上山者の数が増え始め、すれ違いでかなり疲れた。平日なのにこの調子なら週末の３連休は殺人的な混雑になるだろう。あ～嫌だ嫌だ。
の予定だったが、３０日は台風１７号接近のため西穂山荘からすぐの丸山に登っただけで早々に上高地に下山。焼岳方面は中止。バスターミナルの食堂で昼食後、西糸屋山荘に入る。夕方から雨が降り出し、夜には風も強くなったようだが寝てて全然わからなかった。
翌日の朝にはツアー本隊が帰ってしまったので、午前中は次の奥穂ツアーに参加されるお客様２名とのんびり大正池まで散策。初めて大正池まで歩いた。そしてこんなに上高地を堪能したのも初めて。午後は西糸屋山荘で昼寝。夕方遅く奥穂ツアーの本隊と合流。
行きは一不動避難小屋経由で上山、帰りは六弥勒から弥勒新道を下山。アップダウンが激しく、日帰りだが行程が長い。なかなか大変な山だ。
１日目 千畳敷から宝剣山荘まで。時間が遅かったが木曽駒往復をやってしまう。宝剣山荘は従業員の感じが良くない・・・弁当もまずい・・・
２日目 朝ガスってたが宝剣岳の難所を越え、いくつものピークを越えて木曽殿山荘へ。行き交う登山者はほとんどなく、吹く風もどことなく冷たく、うら寂しい雰囲気。でもこういう静かな山の方がよっぽどいい。
３日目 朝は冷え込んで霜柱が立っていた。秋の高気圧がやってきて快晴。朝のうちは風が強くて寒かったが、素晴らしい展望に恵まれて清々しかった。空木岳から大地獄の難所もなんなく通過して池山へ下山。
中アは北アと違って登山道も山小屋も野生的だ。
最近、ちょっと厳しめのコースが多く、気を張らないといけないことが多かったが、今回はコース的には気が楽だった。平日だったので山小屋や登山道も空いてたし。
このコースは特に危険箇所もないし、展望もいいし、まさに北アルプス初心者向けのいいコースだと思う。
間髪を入れず、再び全く同じ西穂～奥穂。今度は自分の企画公募ツアー。連休のため小屋も登山道もかなりの混雑。西穂山荘では大いびきのおっさんと同室になって最悪。同じ部屋だったお客さんは全員が寝不足だったのではなかろうか。しかし、翌日は順調に歩けて奥穂山頂到着は過去最速。がしかし、そこから穂高岳山荘までが大渋滞で、なんと１時間半ぐらいかかり、すっかり冷え切ってビールを飲む気も失せてしまった。
今回、雨女のお客様がいたが、直前に神社にお参りに行ってくれたおかげでカッパを着ないで済んだ。
怒涛のガイド山行はまだまだ続く(~_~)
個人のお客様をお連れしての今シーズン初西穂～奥穂。天候に恵まれ、平日だったので比較的登山道も小屋も空いていてスムーズに行動でき、お客様も快調でとても良い山行だった。
初日、室堂から立山を縦走して剣山荘へ。剣山荘到着寸前に雨が降ってきた。
２日目、剣岳本峰を越えて早月尾根を下って早月小屋まで。天気はまあまあ。
３日目、夜半から雨が降り出したけど、出発の頃には一旦上がる。でもその後時々サーっと雨が降る。途中でお客様が怪我をしてしまった。
写真はお客さんが必死でカニのタテバイを登っている風景。「そんなに岩にしがみついちゃいかん！」と言っても耳に入らない。見ているこっちが肝を冷やす。
初日、上高地から入山、槍沢ロッジまで。横尾を過ぎた頃から小雨が降りだす。
２日目、氷河公園を通過して、きつい登りをこなして南岳へ。ヘリの音がするので無線のスイッチを入れたら大キレットで事故が起きていた。これから向うところだというのになんというタイミングの悪さ。上空には県警や報道のヘリが飛び交い、騒々しくて声も届かない。なんとも落ち着かない雰囲気の中、岐阜県警がレスキューをやってる現場の脇を通過し、我々は無事に北穂小屋に到着。しかしこの日はさらに先の穂高岳山荘まで。ほぼ予定通りの時間に到着したけど長かった。
３日目、朝から雨模様の天気。それでも朝のうちはまだ断続してたので予定通り奥穂を越えて吊尾根に。途中から雨が本降りのようになってきたので紀美子平に着いた時点で前穂ピストンはあきらめ、重太郎新道を慎重に下る。岳沢ヒュッテ大休憩の後、上高地に下山。
今回も無事でよかったよかった。
