8/4 晴れ
朝3時過ぎに家を出て、5時半頃立山駅でお客様と合流。この日は室堂から別山乗越を越えて昼頃剣沢小屋着。午後は飲む。
8/5 晴れ
朝3時15分に出発。空は満天の星。この日は最高の天気だった。やっと夏が戻ってきたような感じ。おかげで順調に剣岳登頂。お客様も大満足の様子。
剣沢小屋に戻ってお昼を食べた後、お客様と別れ、自分はいったん雷鳥平に下って今度は一ノ越山荘に向う。夕方次のお客様と合流。
8/6 雨
昨日とは打って変わって朝から雨模様の天候。カッパ着用。雄山、真砂岳、別山と立山を縦走して昼過ぎに再び剣沢小屋に入る。夕方には雨は上がり、剣も姿を見せた。
8/7 晴れ
今日も朝3時過ぎに出発。夜中に雨が降ったため岩が濡れてて難易度が上がったが、今回も無事に登頂。昼に剣沢小屋に戻って昼食後、お客様を室堂のロッジ立山連峰まで送り届けて業務終了。帰宅。長い4日間であった。
※写真と文章は合ってません。
1日目。天気良すぎて暑かった。大汗かきながら剣沢へ。
梅雨明けしたせいか、山小屋もテント場も大盛況。
2日目。この日も申し分ない天気。
長次郎谷は行列状態。
八ツ峰Ⅵ峰の各フェースのクライミングルートも行列になってた。
まさに「岩と雪の殿堂」。岩と雪と青空とのコントラストが素晴らしく、遠く富士山も見え、実に爽快に、そして順調に登頂できた。
それにしても頂上はすごい人だった。
下りの一般ルートは、案の定ヨコバイで山ガールが難儀して渋滞が起き、その先もすぐ詰まりそうだったので平蔵谷をパーっと下る。そして昼頃に剣沢小屋に戻れたのでそのまま室堂まで下山。雷鳥荘に泊る。おかげで翌朝、なでしこジャパン優勝の瞬間が見れた。バンザーイ!
初日 広河原~二俣~右俣~肩の小屋~北岳頂上~北岳山荘
この日は天気が良く、暑さと今シーズン初の3000mの標高のためお客様は高山病の症状が出たりして全体的にバテ気味。
頂上からトラバース道経由でキタダケソウを見ていく。
既に終盤だったがなんとか見られた。
2日目 間ノ岳、農鳥岳を越えて大門沢小屋まで。
終日雨に降られカッパ着っぱなし。
農鳥小屋のオヤジは相変わらずだった。野趣あふれる便所もそのまま。おっかない甲斐犬の番犬3匹も健在だった。
3日目 奈良田へ下山。
朝まで雨が残ったが、出発して間もなく止んで蒸し暑くなる。
何箇所か渡る木の橋が濡れて滑りやすく緊張する。朽ちかけてるものもあり、もう少し整備の手を入れてほしいところ。
初日は日光白根山。丸沼高原のゴンドラを使ったので標高差が580mほどしかなかったのだが、お客様はなんだか辛そう。いつもよりペースが早くて休みも少なかったという声が後ろから聞こえたような気がしたが、多分それは気のせいで、夜行の寝不足で辛かったんだろうと勝手に解釈する。
それにしても思いのほか残雪が多く、下りではほとんど雪の上を歩いた。
この地の名前が付いているシラネアオイは、自然のものはまだ時期が早くて全く咲いておらず、ロープウェイ駅周辺の養殖のしか咲いてなかった。
2日目は信仰の山、男体山。山そのものが二荒山神社の御神体で、登るには祈祷受付所で500円の登拝料を奉納し、それとは別にお賽銭を投げてお参りをし、登拝門や途中にある鳥居をきちんとくぐらないといけない。登山できる期間も決められている。
後ろの方から「この神社荒稼ぎしてるわねぇ。」とコソコソ囁くお客様の声が聞こえたような気がしたが、多分それは気のせいだろう。
ほぼ直線的に登り一辺倒なのでぐんぐん高度が稼げる。標高差が1200mもあるのに意外と短時間で登れるのは横移動がほとんどないからだろう。
頂上には二荒山神社の奥宮がある。
頂上からの見晴らしは良く、中禅寺湖が見下ろせて気持ちがいい。
そういえば小学生の時の修学旅行が日光だったなあと思い出した。
3日目は那須岳。ロープウェイで上がって主峰の茶臼岳のピークを踏むだけのお気楽簡単コースなのだが、登りで名物の強風に煽られ、ちょっと緊張感が出て良かった。
この山はほとんど木がなく、特に我々が登った時間帯は曇ってたため、荒涼感というか寂寞感が強かった。