2009年10月13日 (火)

2009/10/10~12 唐松岳~五竜岳ガイド

20091012004 連休はめまぐるしく予定が変わり、急遽唐松~五竜に行くことになった。地元の山のガイドは久しぶりだ。



20091012023台風18号通過後、寒気が流入し、北アルプスで初冠雪があった。
11日も標高2500mより上ではガスがかかり、黒部側から冷たい風が吹き付けて寒かった。身体がまだ寒さに慣れてないので五竜山荘に着くまでにだいぶ冷え切ってしまった。熱燗がメッチャうまかった。

20091012042翌日は見事に晴れ上がった。五竜山頂までの道は写真のようにしっかりと雪が付いていたので我々はアイゼン&ピッケルを装着する。しかしアイゼンなしの登山者が多く、見ていてハラハラした。夏山の延長的な感じで来ている登山者の多いこと。若い人も多く見かけたが、中には明らかに軽いノリで来てしまったグループもいたりして、街で履くようなホーキンスの靴で頂上まで登ってきてしまった人もいた。下りでどうするんだろ?って思ってたが、気付いたら五竜山荘の前にいた。若さっていいなあ~。知らぬが仏ってこういうことなんだろうなあ~。

20091012060日中は気温がぐんぐん上がり、遠見尾根を下る時はかなり暑かった。半袖のTシャツ1枚で全然OK。雪もだいぶ融けただろう。



20091012065_2 春になると武田菱が出るところ。







20091012084遠見尾根の紅葉はほとんど終わり。もうすぐ白馬山麓まで下りてくる。

あと1ヶ月もすればスキーするんだよなあ。1年経つのは早いなあ。とジジくさいことを言ってみたりする。



 

2009年10月 6日 (火)

2009/10/02~04 仙人池ガイド

20091003041 剣岳北方稜線に行くつもりだったが、天候悪くて断念。剣沢を下り、仙人新道を登って仙人池に行くルートに変更。
幸い、真砂沢出合に着いた頃から天候が回復。最終日は雲ひとつない晴天に恵まれた。

20091003043 仙人池ヒュッテは今シーズン一番の混雑だったが、我々は1畳に1人のスペース、布団1枚に1人だったのでラッキー。
母ちゃんはだいぶ足腰に来てたが、 相変わらず元気そうで人気者だった。


20091003058_2 夜はよく晴れたので朝方は真っ白に霜が下りていた。
ちょうど中秋の名月だったのだが、睡眠欲には勝てず、見そびれてしまった。



20091003070 今年は紅葉が早かったのと、前日の風雨により仙人池付近の木々の葉は散ってしまっていた。それでも山の中腹が見頃だった。

2009年9月26日 (土)

2009/09/23~25 爺ケ岳~鹿島槍ケ岳ガイド

20090925028 シルバーウィークはどこも大混雑だったようで、扇沢に向かう車の列が大町市内のセブンイレブンまで延びたそうだ。そして冷池山荘では宿泊者数が300人を超え、テン場も60張を超えて張る所がなくなったので小屋のすぐ裏手の展望広場まで開放したそうだ。
自分は連休最終日の入山だったので山も小屋もガラ空きで快適だった。

20090925048 紅葉が素晴らしかった。ここのところの朝晩の急な冷え込みと、今年は9月に入って雨が少なく、台風も来なかったので例年より綺麗な紅葉。



20090925067 ここまで紅葉が素晴らしいとは予想してなかったのでお客さんも大喜び。




20090925072 剣さーん、来週行くから雪降らずに待っててねー。




20090925100 紅葉と言ったら黒部下ノ廊下しかない!と思ってたが、いやあ爺さんなかなかやりますなあ。



20090925114 爺さん素敵。




20090925115 種池さんも素敵。




20090925116 これヤバいっす。




20090925120 爺さん色っぽいですなあ。




20090925124 おはようニッポン的風景。
この後柏原新道を下山したのだが、紅葉に見惚れて時間がかかり過ぎてしまった。

2009年9月14日 (月)

2009/09/11~13 中ア・木曽駒~空木ガイド

20090913011 肝心の土曜日が低気圧通過で悪天候だったため、空木までの縦走ができなかった。稜線は風ビュービューでとてもまともに歩けない。気温も低目。きっとトムラウシの事故の時はこんな感じだったんだろうなあと思いながら風に吹かれていた。

仕方なく宝剣山荘に2連泊。やることないので飲むしかない。おかげでお客さんと楽しい時間が過ごせた。内臓がちょっと疲れ気味。

2009年9月 2日 (水)

2009/08/31~09/01 爺ケ岳~鹿島槍ケ岳ガイド

200909010142_2 初日は時折霧雨が降る曇り空。蒸し暑くて大汗をかいた。
翌日も夜明け頃までは霧雨が降っていたが、鹿島槍に向って登り始めたらガスが上がり始め、真っ青な空が見え始めた。ちょっと劇的。お客さんも大喜び。こちらもテンションが上がる。

200909010202 そば焼酎「雲海」
は飲んでない。
しかし、冷池山荘のご主人がわざわざ我々のために上がってきてくれて、夜遅くまで飲んだため頭が痛かった。

200909010232 2日前にいた剣も姿を現した。







200909010272富士山含め、全部丸見えだったので山の名前を説明するのに忙しい。
一度説明した名前なのにまた聞いてくるので疲れる。中高年はすぐ忘れてしまうんだなあ。


200909010302 怒涛のガイド山行はひとまず終了。やっと休める。温泉にでも入って心身共に癒したいところだ。








2009年8月30日 (日)

2009/08/29~30 剣岳ガイド

20090830012_2 乗鞍岳のガイドが中止になり、そのまま扇沢に向う。そしてアルペンルートで室堂へ行き、夕方剣山荘でお客様と合流。

小屋やテント場がけっこう混んでいたので渋滞にハマらないよう朝3時45分に出発。天候はイマイチ。ガスガスで岩も濡れていたのだが、以外と順調に登頂。下ってきて剣山荘で早めの昼食をとり、室堂に下山。この帰りの道が疲れる。特に地獄谷の最後の登りはいつも嫌になる。

ガイド山行が立続いてるので疲れ気味。

2009/08/28~29 焼岳ガイド

20090830007 上高地から入山して中ノ湯に下山するコース。
相変わらず天気はすっきりしない。

前泊した宿が新平湯温泉の立派な旅館。そして焼岳下山後に泊った宿は朴ノ木平のロッジだったのだが、いずれも食事が美味しく、ついつい食べ過ぎ飲み過ぎで腹が出てきた。毎日のように山に登っててもいっこうに体重は減らない。

翌日予定していた乗鞍岳は畳平まで行ったものの雨風ひどく、バスから降りることなく中止決定。

2009年8月27日 (木)

2009/08/24~26 鳳凰三山ガイド

200908264 雨には降られなかったが、いまいちすっきりしない空模様であった。
平日だったせいもあるだろうが、この時期の鳳凰三山は空いていた。

怒涛のガイド山行が続く。

2009年8月24日 (月)

2009/08/20~23 黒部五郎岳・薬師岳ガイド

20090822004 お客様とはワサビ平小屋で合流。
翌日は朝からどんより曇り空。歩き始めて早々に小雨がパラついてきたので仕方なくカッパを着る。昼頃からは本気モードの降りになり、夜半は風雨が激しかった。
黒部五郎小屋は混雑。でも自分が常駐隊やってた時に冷池山荘でバイトしていたMちゃんと久しぶりに遭遇。酒が弾んで楽しかった。

20090822017 翌朝には雨は上がり、空も次第に明るくなってきた。
風は冷たく、「あっ、秋が来たな。」と思わせる。山の上では今年の夏は終わった。というか、梅雨から秋になったって感じか。
お客さん達のもっぱらの話題は、今年の夏はひどかったということと、トムラウシである。

20090822019黒部五郎岳から太郎平にかけてのこのたおやかな稜線は、気持ちが和み、ゆったりとした気分になる。昼寝したかったが、仕事中なのでそんなことしたら怒られてしまう。
翌日もいい天気。薬師岳を往復して折立に下山する。

20090822056_2 秋の気配。

 

2009年8月17日 (月)

2009/08/14~16 西穂~ジャンダルム~奥穂ガイド

20090814011 「梅雨明け10日」的な誠に良い天気であった。
そのせいか人の往来が激しく、鎖場では順番待ち。いろんな人がいたが、このコースでは無事故だったようだ。
お客様の足取りも大変よろしく、奥穂の山頂到着が今までで一番早かった。

穂高岳山荘も満員に近い状態。幸い我々は個室が取れたので良かったが、夜は廊下で寝ている人がいっぱいいた。
この山荘に対する印象が少し変わった。いや、だいぶ変わった。例のサイトでいろいろ書かれたからだろうか。支配人が変わったからだろうか。


200908140042 そば焼酎「雲海」

西穂山荘より