2007年6月17日 (日)

2007/6/17 奥多摩・大雲取谷ガイド

006 日曜日も爽やかな天気で気持ちの良い沢登りができた。まだちょっと水が冷たく、腰近くまで浸かる時は勇気がいる。でも慣れると気持ちいい。長沢谷との出合からちょっと行ったところで大崩落の跡があり、沢が完全に堰き止められて自然のダム湖ができていた。そこを巻くのにちょっと苦労してしまった以外は下山は超楽ちん、アプローチの林道もほとんど車で行けたのでおいしいところだけをつまみ食いした感じだった。

2007年6月10日 (日)

2007/6/9~10 鳳凰三山ガイド

20070610_6この週末は天気が悪かった。 雷の予報も出ていたのでビビってたが一発も鳴らずほっとした。山で雷だけは本当に勘弁してほしい。僕の場合「地震、雷、火事、親父」ではなく「雷、落石、ガス、オバさん」といったところだろうか。(まずいこと言ったか?)

雨も行動中は思ったほど降られずに済んだ。しかしカッパはずーっと着っぱなしで視界も悪く、展望は初日の夜叉神峠でチラっと北岳が見えただけであとは全くだめ。寒気が入っていたので気温が低く、地蔵岳付近では2℃で、ついに雪まで降ってきた。残雪もとても多く、標高2400mより上の樹林帯の中はべったりと残っていた。

今回は天気が悪かったのでまともな写真撮れず。

2007年6月 3日 (日)

2007/6/2~3 奥秩父・笛吹川東沢釜ノ沢ガイド

20070602_40 沢登りシーズンの開幕。まだちょっと水が冷たくてさすがに泳ぐ気はしなかったが、暑くもなく寒くもなく、そして新緑が眩しく、実に快適な山行だった。最後の詰めで1本沢を間違えた以外は順調。下りの戸渡尾根の途中ではシャクナゲの花が盛りでとても綺麗だった。

2007年5月20日 (日)

2007/5/19~20 富士山B.Cツアーガイド

20070520_23 土曜日の午後、佐藤小屋入りし、お決まりの宴会。お客様は皆心得ていて装備表通り全員がちゃんとお酒を持ってきてくれたのでちゃんと飲み干し、さらに別パーティで参加していたお馴染みのお客さんからビールをいただき、最後は小屋の主人も参戦してワインをいただいた。最後の方は記憶にない。

当然翌朝は二日酔い。お客様も調子悪そう。起きたら既に他のパーティのお客さんは全員が出発していて小屋の中はガラーンとしていた。まともに朝食など食べられず、フラフラの状態で予定よりかなり遅く出発した。天気は申し分ないのだが、全く士気が上がらず、その時はとても頂上まで行けないと思った。

六合目を過ぎたあたりから雪が出始め、アイゼンを付けて登る。八合目付近から風が強くなり、雪面も硬くなってくる。息絶え絶えになりながらも14時になんとか頂上にたどり着いた。気温は間違いなく氷点下。ハイドレーションのチューブが凍り始めた。頂上からの滑走がこれまた大変で、カチカチのアイスバーンを半分横滑りしながら転倒滑落しないよう慎重に滑る。七合目付近から吉田大沢の中に入る。時々ガスって視界が悪くなったがそこからは快適な斜面。五合目駐車場近くまで滑って終了。無事今シーズンの滑り収めができた。

2007年5月10日 (木)

2007/5/8~9 丹沢ガイド

20070508_21 雪の山から一転、新緑眩しい丹沢をガイドしてきた。土の上は実に歩きやすい。爽やかな五月の風を受けながら歩けると思ったが、初夏を通り越して夏のような陽気。暑くて参った。

久しぶりに塔ノ岳~蛭ケ岳の縦走路を歩いたが、なんと立ち枯れの木が多いこと。そして鹿の死骸も目立った。なんとなく山全体が不気味な感じ。ヒルも多くなってきてるし、丹沢が病気になって死にかけてるようだ。

2007年5月 6日 (日)

2007/5/5 白馬岳主稜ガイド

20070505_5_2 雪が少ない年の主稜は苦労するということは以前から知っていたし、先日猿倉で県警救助隊の方から聞いた話しでも「下半部は雪がボロボロで引き返す人も多い」という情報だった。朝から気温が上がり、白馬尻から八峰めざして汗をだらだら流しながら登る。ここ数日気温の高い日が続いている。やっと稜線に上がり、さあこれからと思ったらいきなり雪が割れてたり、藪が表れたり、そして時間と共にあちこちから雪が崩れ落ちる音が響き始めた。あまりに雪が悪過ぎる。雪がデリケート過ぎる。危険を感じ、前進を中止して途中から懸垂を交えながら2合雪渓を下降した。ちょっと悔しいが、「途中敗退」というやつである。

2007年5月 4日 (金)

2007/5/3~4 金山沢ガイド

20070504_6 2日間共好天に恵まれ、予定通りの行動ができた。雪質はちょっと重くて足が疲れてあまり快適ではなかったが、それでも十分堪能した。雪が少なくて下部がどうなってるか心配だったが大丈夫だった。

下山中、猿倉までの林道の途中で別パーティの1人が沢に滑落して頭部を負傷。林道までの引き上げを手伝った。山はいつどこで何があるかわからない。

2007年4月30日 (月)

2007/4/28~30 立山ツアー

20070429_4 初日は雷&雹のような雪。しかしそのおかげで2日目は最高のコンディション。天気も良いし雪もパウダーに近かった。10年近く毎年この時期に立山に行ってるが、今までで一番良かった。そして3日目も最高の天気に恵まれた。ただ、予定していた御山谷は下部が雪不足のため状態が悪そうなので、コース変更して東一ノ越~タンボ平を滑った。途中でトラブルがあったが、全員大きな怪我もなくて良かった。

2007年4月22日 (日)

2007/4/21~22 乗鞍高原温泉と位ヶ原のんびりスキー

Dscn055820070422 今日はけっこう絶望的な天気予報だったが、三本滝まで上がってみたらたいした雨ではなかったので出発した。とは言っても出発したのが10時半。一応5時半に起きてはみたものの、外は雨が降ってるし、夕べしこたま飲んだ酒が残っていたので再び寝て起きて宿を出たらこんな時間になってしまった。その後もたいした雨に降られず順調に登っていったが、位ヶ原に入ったとたんに風が強く、ガスも濃くてワケわからないので登るのはここまでとし、そこからあっという間に滑り降りておしまい。

2007年4月 8日 (日)

2007/4/6~8 蓮華温泉&雪倉岳ガイド

2007040712 3日間とも天気に恵まれ、予定通り雪倉岳の頂上にも立つことができ、全員怪我もなく無事に下山できてホッとしている。このツアーは岩岳スキースクールとアトラストレックと自分のツアーとの共同企画・募集で、お客様が14名、ガイドが3名の計17名の他に、今回はスキージャーナルの取材陣2名も同行したので総勢19名の大部隊になった。2日目は朝5時に出発し、雪倉岳頂上着が13時半頃。そして滑走して瀬戸川の渡渉地点から再び登り返して蓮華温泉ロッヂに帰り着いたのが最終組で17時半。自分はその遅れた2名のお客様に付いての最終組だったので実に12時間に及ぶ長時間行動だった。登りも長かったが、下りも雪質的にとても滑るのが大変な雪でお客様はさぞかし大変だったと思う。そんな滑りにくい雪の中で「良い例の滑りを撮りたいのでミドルターンでお願いしまーす。」などと何回かカメラマンに言われて滑ったが、果たしてちゃんと演技できているのか怪しい。来冬シーズンのスキージャーナルに出るそうだ。