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1月の平日のスキー場はヒマだ。午後からスノーシューコースの下見に行ってきた。岩岳山頂が起点の「ホウの木平コース」。途中、所々に写真のような標識があった。一体、いつの時代のものだろう。もはや木と同化しそうである。
岩岳山頂までスキー場が開発される以前は、西山スキー場(現在使われていない)、新田スキー場(現在の正面ゲレンデ)、切久保スキー場(現在のパラダイスゲレンデ)に分かれていた。かつて、その「西山」と栂池自然園の辺りとを結ぶ、「西栂コース」というものが存在したらしい。確かにスクールの大先輩の中には「行った事がある」という人もいる。少なくとも岩岳スキー場が開発される昭和47年頃より前の標識であることは間違いない。字が半分隠れてよくわからないが、下の方には「ニッポンビール」と書かれているように見える。そんな名前のビール会社があったんだろうか。この標識を見ているだけでなんともレトロな気分になってくる。この古道をいつしか自分も歩いてみたい。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
さて、写真は冬季登攀のワンシーンです。というのはウソで、屋根の雪下ろしのため2階の窓から屋根に乗ったところ。積雪は1m以上ある。屋根からの滑落が怖いのでハーネスを着け、ロープでセルフビレーをとっている。
白馬では12月30日未明から雪が降り始め、昨日の大晦日にはかなりの量が降った。1日に降った量としては昭和55年の暮れに次いで2番目の多さだったそうだ。夕べ、除雪作業が終わったのが夜10時近く。このまま除雪しながら年を越すかと思った。そして今日もスクールから帰ってきてからまた除雪作業。時折、屋根の方から「ミシっ」という音が聞こえ始め、家が壊れそうだったので雪下ろしに踏み切った。今夜も除雪終了は夜9時半。体がくたくたである。去年は除雪作業したのがたった1回だけだったのにえらい違いだ。